トラブル多い借地権

土地が争いの種になるというのは大変悲しい事ですが、他の制度以上にトラブルが多い借地権は、いったい何が問題なのかを細かくみていくと、ほとんどの問題が地主との間でおきている事がわかります。
多種多様あり、トラブルをすべて拾っていくとそれだけで土地のスペシャリストになれるほどです。
実際に借地権専門弁護士もいます。

具体的にはどういった事が主にトラブルになるかといいますと、地代の値上げを請求された、土地の返還・立ち退きを請求された、地主の許可なしに家を建て増ししたなど、土地の処理に関わる問題を1つあげる事ができます。
そして財産としての土地の問題もあります。
本来は地主と借り主との“仁義なき戦い”に終止符を打つべく、平成8年に法改正がされたはずでした。
ところが従来の法律では処理しきれない様々な状況が複雑にからんでいたゆえに、旧法を一部残す事になりました。
これが逆に火に油を注ぐ結果を招いたとも言えます。
案件によっては適用される時点で、契約途中のものも多数ありました。
そうした案件に関しては旧法継続という対応がされました。
新法との間での行き来は一切不可ですから、新法に更新したいなら一端契約解除してから、再度新法にのっとった契約の仕切り直しをしなければなりません。

賃借人が勝手に家屋の増築はできません。
このようにケースによってあらゆる問題が起きてくる事に加えて、土地にかかる法律が複数にわたっている事も問題です。
ざっとあげても法人税・所得税・相続税・贈与税という具合に様々ですから、素人には難しい判断となります。
さらに土地評価も自分が思っていたのと違っている事もあり、そうした事もトラブルになる事もあります。
理想の対処法は専門家に間に入ってもらう事です。
今回は借地権でよくあるトラブルについてのお話です。